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院長ブログ

寝ながらできる腰痛改善ストレッチ【熊本市の整骨院ならSAVE整骨院】

寝ながらできる腰痛改善ストレッチ【熊本市の整骨院ならSAVE整骨院】

腰痛でお困りの方も多いかと思います。特にかがんだり背中を反らせたときに痛みが生じ、それが日常生活に影響を与えることはよくあります。
そんな方に向けて、腰痛の原因や改善方法についてご紹介いたします。

腰痛の原因の一つとして、腰回りの筋肉の凝りや弱さが挙げられます。しかし、幸いにもストレッチやマッサージ、トレーニングなどを取り入れることで、これらの症状を改善できる可能性があります。

本記事では、腰痛の原因や改善方法に焦点を当て、特に寝ながら気軽に行えるストレッチを中心に紹介いたします。これらのストレッチを取り入れることで、腰回りの筋肉の凝りをほぐし、筋力を鍛えることが期待されます。是非、お試しいただき、腰痛の緩和に向けて積極的に取り組んでみてください。

 

腰痛の原因とは

腰痛の要因は主に以下の3つに分類されます。

 

筋肉や骨、椎間板の問題

腰痛の一因として、筋肉や骨、椎間板に障がいが生じることが挙げられます。これには椎間板ヘルニアや腰椎分離症、腰部脊柱管狭窄などが含まれます。

血管や内臓の疾患

腰痛の原因としては、血管や内臓に関連する問題も考えられます。尿路結石や解離性大動脈瘤、婦人科系疾患などがこれに該当します。

精神的な要因

腰痛は時折、精神的な問題にも関連しています。統合失調症やストレスなどが挙げられ、これらが腰痛の引き金となることがあります。

加齢による筋肉の衰えや不良な姿勢、無理な動作も腰痛の誘因となり得ます。女性の場合は、子宮筋腫や子宮内膜症も腰痛の原因になります。

しかし、腰痛の原因を特定することは難しく、全体の15%程度しか明らかになっておらず、残りの85%程度は非特異的腰痛として診断され、坐骨神経痛や腰痛症などに分類されることが一般的です。

 

腰痛の症状をタイプ別に紹介

腰痛には多岐にわたる症状が存在します。ここでは、腰痛の具体的な症状について解説します。自身の症状を理解し、腰痛の改善に役立ててください。

筋肉や筋膜の炎症

押した瞬間に痛みが生じる場合、筋肉や筋膜に炎症が起きている可能性が高まります。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症も、腰を押したときに痛みを感じることがありますが、この場合、筋肉や筋膜の炎症ほどの痛みは生じにくい傾向があります。また、感覚神経が高ぶって知覚過敏状態にある場合も同様です。

反り腰や椎間関節の影響


背中を反らせたときに腰が痛む場合、腹筋が弱いために反り腰になっている可能性があります。高齢者や腰椎分離症・すべり症、腰部脊柱管狭窄症の可能性も考えられます。背中を反らせると、腰だけでなく、しびれも感じる方は注意が必要です。

前屈による椎間板の圧迫

体を前屈させると椎間板が圧迫され、それによって腰に痛みが生じることがあります。デスクワークや重いものの持ち上げが多い方や、猫背の傾向がある方は特に注意が必要です。椎間板ヘルニアや筋筋膜性腰痛症、仙腸関節捻挫も考えられます。足やお尻にも痛みやしびれがある場合は、医師に相談が必要です。

安静時の腰痛に注意

何もせずとも腰が痛む場合は特に注意が必要です。この状態では、脊椎や内臓に重篤な病気が隠れている可能性があります。大きな病気が隠れていると、発熱や足のしびれなどの腰痛以外の症状も現れることがあります。安静時に痛みが持続する場合や他の症状もある場合は、早めに医師に相談しましょう。

ストレスによる変動する痛み

腰痛はストレスが原因となって発症することがあります。この場合、痛みの強さや場所が日によって変動し、ストレスが増加するとそれに伴い痛みも強くなることがあります。通常、腰痛は腰を使用すると痛みが増す傾向がありますが、ストレスが原因の場合は同じ時間帯に症状が発症しやすいとされています。

腰痛には多岐にわたる症状が存在します。ここでは、腰痛の具体的な症状について解説します。自身の症状を理解し、腰痛の改善に役立ててください。

 

 

腰痛を改善する方法

腹筋や背筋が凝り固まったり衰えたりすると、それが腰への負担となり、腰痛が発生しやすくなります。こうした痛みに対して、トレーニングやマッサージなどの方法を用いて改善を図ることができます。以下では、腰痛を改善する3つの方法について解説します。

 

トレーニング

腰が痛むときは、腹筋や背筋のトレーニングを行い、筋力を強化しましょう。重要なのは、腹筋と背筋を均衡よく鍛えることです。片方だけを重点的にトレーニングすると、腰椎の適切な位置を維持するのが難しくなります。無理なトレーニングは避け、徐々に回数を増やしていくことが重要です。

マッサージ・ツボ押し

腰回りの筋肉に対してマッサージやツボ押しを行うことで、筋肉の凝りをほぐし、腰痛の改善が期待できます。特に、「腰腿点」(中指と人差し指の間のくぼみ)や「委中」(膝裏の真ん中)、そして「太衝」(足の親指と人差し指の間)などが腰痛に効果的なツボです。適度な力で行い、やりすぎには注意しましょう。

ストレッチ

ストレッチも腰痛の改善に有効です。腰回りの筋肉をストレッチして柔軟性を高めることで、腰椎への負担が軽減されます。腰痛予防として、日常的にストレッチを取り入れ、体を柔軟に保つことが重要です。

これらの方法を組み合わせながら、腰痛の症状に合わせて適切なケアを行うことで、症状の改善が期待できます。ただし、痛みが持続する場合や悪化する場合は、医師の診断を受けることが重要です。

 

腰痛改善ストレッチ~仰向け編~

寝ながらでも手軽に行える仰向けの腰痛改善ストレッチをご紹介します。シンプルで効果的なストレッチばかりなので、ぜひ試してみてください。他にも様々なストレッチ方法があるので、腰痛改善ストレッチに関する本も参考にしてみてください。

 

腰をひねるストレッチ

  1. ①仰向けに寝て、頭の上で両手を広げて伸びをする
  2. ②両手を左右に広げてリラックスさせる
  3. ③片足を曲げ、膝を持ち上げて反対側の足の方向へ倒す
  4. ④反対側の足も同じように行う

腰を急にひねると痛める可能性があるので、腰回りの筋肉に注意しながら、ゆっくりとストレッチしてみましょう。

 

タオルをつかったストレッチ

  1. ①膝を立てて、膝の皿の部分にタオルをかける
  2. ②タオルをつま先まで動かす
  3. ③膝を曲げずにゆっくりと足を持ち上げる
  4. ④足を上げたまま体をリラックスさせ、ゆっくりと深呼吸を6回行う

足を持ち上げる際には、できるだけ足の裏が天井を向くように上げてみましょう。

 

背筋のストレッチ

  1. ①仰向けになり、膝を曲げ、両手は体の横にまっすぐにおろす
  2. ②手のひらを床につけた状態で力を入れ、お尻を持ち上げる
  3. ③ゆっくり息を吐きながら、20秒間持ち上げた状態をキープする

お尻を持ち上げたときに、首から膝が一直線になるよう意識しましょう。初めての場合は無理をせず、徐々に秒数を増やしていくことがおすすめです。

これらのストレッチを試して、腰痛の症状を和らげてみてください。また、うつ伏せで行うストレッチもたくさんありますので、さまざまな方法を取り入れて腰痛改善に取り組んでみましょう。

 

腰痛改善ストレッチ~うつ伏せ編~

以下、うつ伏せで行うストレッチのやり方を解説します。様々な方法を試して、腰痛改善を目指しましょう。

 

バタ足のストレッチ

  1. ①うつ伏せの状態で片足をゆっくりと曲げる。
  2. ②曲げた足をゆっくりと戻す。
  3. ③反対側の足も同じようにゆっくりと曲げて戻す。

足を曲げたり戻したりする際は、息をゆっくりと吐きながら行いましょう。腰痛が気になる方は、朝起きたときや寝る前などに何回か繰り返し行ってみてください。

 

肘立てのストレッチ

  1. ①うつ伏せになり、背中を反らせて肘を立て状態をキープする。
  2. ②肘を立てた状態のまま、足の裏でお尻に触るように膝を曲げる。
  3. ③ゆっくりと5回深呼吸する。
  4. ④深呼吸が終わったら力を抜き、うつ伏せの状態に戻る。

背中を反らしたときは、上を向くように顔を上げることがポイントです。また、背中を反らしたり膝を曲げたりするときには無理せず、できる範囲で行いましょう。

 

背筋のストレッチ

  1. ①両足を自然に広げた状態でうつ伏せに寝る。
  2. ②手のひらを広げて肩の下あたりの床に置く。
  3. ③顔を上げながら背中を反らす。
  4. ④ゆっくりと息を吸いながらそのままの状態を3秒間キープする。
  5. ⑤息を吐きながら力を抜いてうつ伏せの状態に戻る。

腰痛を改善するためには、背筋の柔軟性も重要です。日ごろから背筋のストレッチを行い、症状の改善を目指しましょう。

 

 

腰痛は、かがんだときや背中を反らせたときなどに痛みを感じるさまざまな症状があります。
加齢に伴う筋肉の衰えや姿勢の乱れ、病気などが原因となることがありますが、その特定はなかなか難しいものです。

腰痛を改善するためには、マッサージやストレッチ、トレーニングなどを実施し、腰回りの筋肉の凝りをほぐしたり鍛えたりすることが肝要です。
また、体を柔軟にし、筋肉を強化することで、腰痛の予防にも寄与します。

寝ながら気軽に行えるストレッチも多く存在しているため、様々な方法を試して手軽に腰痛を改善してみましょう。
骨盤の痛みから腰痛を改善したい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。